ヨーロッパの暗号書簡

再読・検証・クレジット

独立検証

優先権が他の研究者にある解読を、私たちが独自の検証とともに改めて行ったものです。

このページでは最初の解読を主張しません。誰が最初に解いたか、私たちの再読が何を確認し、何を加えたかを記します。

ジョゼフ王の暗号書簡(1812年12月)

フランス国立公文書館(原本)・J. Vilcoq 図版、Revue historique des Armées 1969年第4号・1812年の大暗号

1969年にベルティエ元帥からナポレオンへの書簡(1812年12月22日付)として公表された全文暗号の文書は、スペイン駐留フランス軍の暗号「1812年の大暗号」で読めます。書き手はマドリードのジョゼフ王である可能性が極めて高いと考えられます。

優先権:鍵と書き手を最初に特定したのは Ilia Chirtulov 氏です(2026年10月4日に Satoshi Tomokiyo 氏が受領、10月12日に Cryptiana で公表)。

私たちの再読(2026年10月12日、上記の結果を知らずに実施):

  • 325 の符号を1812年の大暗号の解読表(J.-F. Bouchaudy 氏撮影、フランス国防歴史部所蔵)で一つずつ読みました。
  • 無作為に並べ替えた表1,000通りのうち、本物の表と同程度にフランス語らしい文を生むものはありませんでした。
  • オンライン転写の8符号を1969年の写真に基づき訂正しました。
  • 1854年刊行の姉妹書簡(ジョゼフから陸軍大臣宛、マドリード、1812年12月23日)が同じ内容を伝えています。

資料全体を読む(英語)

Cryptiana · Unsolved ciphers(Ilia Chirtulov 氏による解読)↗ · Vilcoq 1969(Persée)↗